BOIセミナーでの質疑応答(2015.2.18於東京)
2月19日東京で行われたBOIセミナーの席上、質門とそれに対する回答は、以下の通りです。
1 IHQ(International Head Quarters,国際地域統括本部 )の詳細について、遅れている理由はなんですか?
(答え)他省庁との調整があり(全部で4省庁あり)、そこの中で調整中です。
2 基本恩典と追加恩典について、追加恩典のみを認めてもらえますか?
(答え)追加恩典のみは、認めません
3 企業の中での技術支援も対象になるのか?
(答え)高度技術トレーニングなので、社内研修は認めません。
4 乗り物の部品の製造について、装置の製造は含まれますか?
(答え)部品製造装置については、含まれます。
5 既存の企業が、増産のために新しく申請したい。
(答え)訂正申請になります。この申請は、30パーセントでまで認められます。
6 IPOとITC(International Trading Centers国際貿易センタ) について, ITCは、国内販売はオーケーですか?
(答え)ITCは通常の貿易です。会社訪問の販売は不可です。IPOは倉庫を持たなければならないので面倒です。
ITCのほうがやりやすいです。
7 R&Dを別会社にして行いたい。それについて許可が出ますか?
(答え)できます
8 ビジネスマッチングについて、副大臣が説明したのと内容が少し違っています?
(答え)それは、工業振興局とBOIとの部局での違いによって多少違うだけです。
9 会社が合併した場合、boiの許可はどのようになりますか?
(答え)新しく許可申請しなければなりません。
10 外国人の未熟練労働者の使用について
( 答え)経済特区と工業団地内は、オーケーですがそれ以外では不可です。なお、賃金はタイ人と同等でなけれ
ばなりませんまた。また、2年間と言う制限があります。
質疑応答は以上ですが、質疑の中でタイの職業教育が不十分ではないかと言う意見が出された。
これについて、苦しい答弁をしていた。
具体的には教育は簡単に変えられるものではなく時間がかかる、と。
また、セミナーの冒頭に中古機械の5年未満と言う制限について、内部で検討します、と言う発言があった。
(注:この件は2月24日現在、10年以内に訂正済み?)――要チェックです。