物書き入門ーその2 

第二章 書くテクニック


1 まず書く


紙とペンがあったらまず書くこと。車の運転と同じで理論より実技が大切。理屈を考えるより、実技を優先したいものです。

考えるという脳は休みにして、書くという脳を優先させること。

これが出来ない人は考える脳が強大になり、書かせる脳をつぶしてしまい、結果的に欠けないで終わるのです。

2 書くときはテーマが大切


テーマは、自分で決める場合と、他人から云われて決まっている場合がありますが、いずれにしても、そのテーマについて、何をどのように書くかが

大切です。


時には、テーマと内容が一致せず書かれている場合があります。しっかりテーマに合わせて書くか、はっきりとした考え(主張)を持って書くことです。

3 テーマと内容


テーマが決まって、すでにイメージがわいている人は、この文章を読む必要はありませんが、イメージのわかない人のために。


5W1Hと言われている、いつ、どこで、誰が、なにを、どのようにしたか、ということを順追って書けばそれで一応合格間違いないです。


しかし、それだけでは最低の合格ですので、少し味や、付加価値をつけて、内容をアップしましょう。

4 タイトルは重要


文書には必ずタイトルがあるものですが、タイトルのない文書があります。メールの世界でも件名を要求していますが、これです。


このタイトルのない文書は扱いが厄介です。又、タイトルのある文書であっても、タイトルと中身が異なる場合があり、正しく文章を書けるかどうかは、

これをチェックするだけでその人の能力がわかってしまいます。


研修レポートを書かせると、研修内容はそこそこで、それを受けての提案内容を多く書いている人がいます。


 それは、タイトルと異なるので、別のタイトルで提出すべきなのです。

5 接続詞のない文章はお経と同じ


文章(小説は別として)には、接続詞が必要で、これによって読む人に理解しやすいようにします。


「そして」「しかし」「また」「よって」など、これを入れることによって、文章と文章の関係がはっきりしてきて、読みやすくなります。


ちなみに、お経は接続詞がないごとく永々と続きます。よく飽きないで我慢して聞くものですね。これがビジネスの世界では許されません。ハーイ。

6 て、に、を、は、の誤りなんかを気にしない


文章を上手に書こうとするあまり、て・に・お・は・に気がとられて、そのため文章が書けなくなることがあります。


しかし、こんなことに気にせず、とにかく、ドンドン書くこと。書き終わってから推敲(すいこう)(書いた後に読み返して

、誤字や変な言い回しを修正すること)すれば良いのです。

7 文章はいかに短く表現するか。


昔、スピーチとミニスカートは短いほど良いと云われたことがあります。文章もしかりです。長々と書かれた文章は好まれない。

一回読んで、読み返さなくても意味がわかる文章にしたいものです。なぜ文章を長々と書くのか理解できません。


何故なのでしょうか? 多分、上手にみせようとして?

8 少し酒を飲んで感性で書く


文章を書くとき、とくに随筆の場合、思いつくままに書くのですから、理性モードを感性モードに切り替えて書くと文書がすらすら書けます。


 そのためには少し酒を飲み、アルコールによって、思考することを担当している大脳を休ませ、感性を担当する中脳の出番とするのです。


何事もやってみる、トライする。感性担当の中脳で書き、推敲は大脳で書けばよい文章が書けます。

9 ひらがな表現と漢字表現


通常、副詞はひらがなで書くのが常識です。

しかし時に、副詞を漢字で表現している文を見ることがあります。転換のキーボードでわざと漢字の所を押しているからです。

多分、ひらがなでは安っぽい文章と思われるのを嫌って押したのではないでしょうか。

それを見ると「素人だなー」と感じてしまいます。「副詞はひらがなで」これが基本です。


副詞に限らず、名詞、動詞でも漢字を使うべきところは漢字で。そうしないと、読む人が読みずらく感じます。