法律とグレーゾーンについて

初めに、
タイに来てよく耳にする言葉としてグレーゾーンがあります、
今回、この言葉について考えてみましょう。

1 グレーゾーンとは
行政に於いて、合法と違法の中間のゾーンを表現します。
まさに、白と黒の間の色ですね。
さらに、そのゾーンは合法に近い、違法に近い、に分けることができます。

2 どうしてこのゾーンが存在するのでしょうか。
それには、以下の通り考えることができます。
(1)法律を作った人は、現場に判断する、いわゆる裁量権を持たせて現場での行政を進めやすくすることができるよう曖昧な表現にした。

(2)施行以来その法律、規則を変更せず現在に至っているため結果的に不具合が生じグレーゾーンになってしまっている、と考えることができます。

3 グレーゾーンに遭遇して
なんと言っても担当官にお願いするしかありません。
相手があることですから、上手な交渉のテクニックも必要です。
結果的にある人はオーケー、ある人は不可と言う結果になります。税金や罰金はまさにこのゾーンに対するネゴになります。

4 日本への説明で
現在、コンプライアンス(法令遵守)が叫ばれていますが、タイにはグレーゾーンが存在することを理解してもらうしか方法がありません。
グレーゾーンは、合法ではないが、違法ではない、と主張するしか方法がないでしょう。

白黒をつけたがる日本人にとっては、まさにグレーゾーンと言えるでしょう。
最高のアドバイスは「グレーゾーンは、過去の慣習に従え」でしょう。