イエーリングさんと権利に対する闘い

 

1 大学時代に法学部で学んでいる友人がいました。
法学部という学門の内容を知りませんでした。
その学問を学んでどんな価値があるのか不明でした。
法律は、普通の人にとって不要なものです。
普通、法律と言えば弁護士を思い出します。
以上、法律については、この程度の知識でした。

大学内の大きな看板で「法学部のゼミ」に「権利に対する闘いは、
自分自身への義務である」を見ました。
この言葉だけは忘れず、自分の脳裏に刻んで覚えていました。
この言葉は、自分に課せられた義務であると。

2 以来役所に入っても自分自身の権利闘争のため組合役員に
立候補して活動することになりました。
会社経営の時も、権利を追求してきました。
こうして周囲から「武闘派の社長」に見られるようになりました。

3 さてそのイエーリングさんの紹介です
正しくはルドロフ フォン イエーリング氏です。
今から約200年前に生まれたドイツの法学者です。
詳しい事は、ウェブサイトにあります。
彼の著書「権利のための闘争」を買って読んだことがありますが、その時その内容を理解するには至りませんでした。
日本語訳が良くなかったです。「権利の生涯とは闘争なのだ」の意味が不明です。
しかし私は勝手に「権利に対する闘いは自分自身への義務である」と解釈しました。
4 現在大学の法学部でこの学者のことを教えているでしょうか。
周囲の法学部出の友人に、この方の名前を挙げて尋ねたところ「知らない」と言っています。
目先の勉強だけじゃなく、幅広い知識を求めるため、また、リーガルマインドを身に付けるため、法律の歴史を学ぶことも大切ではないでしょうか。
きっと司法試験に出題されないので学ばないのでしょう。