健康、医療、そして薬(7)-血液検査を、1年に1回行う

私は毎年病院に行って血液検査を行っています。

約17項目で、 料金は2,000バーツ程度です。

その結果は、良好で「年齢の割に健康体」と医者は驚いていました。

以下、私の結果を載せます。

こうして、同じ病院で毎年検査を受けていると、そのデーターから異常値が出てきたら、

その原因を突き止めることができます。

たかが血液検査などと軽く見ることはないです。

この検査で 十分です。

一部の方から人間ドックに入って全項目を受けたら、とのアドバイスをいただきました。

 しかし、そんなことを日本人全員が行っていたら、医療費の増加で日本の財政が破たんしてしまうでしょう。

再度、繰り返しますが、血液検査で十分です。

日本では、健康診断の中に血液検査が含まれています。



以下、私の検査結果とそれについてのコメントを載せました。

20・・  結果  一般値数  

Hemoglobin 14.5 13.4 14 − 18

Hematocrit 43.5 40.3 40 ? 54

WBC Count (白血球)

4,300 3,400 5,000 ? 10,000

Segmented Neutrophil (分葉核好中球)

56 50 40 ? 75

Lymphocyte(リンパ球) 32 40 20 ? 50

Monocyte (単球) 7 7 2 ? 10

Eosinophil(好酸球) 5 2 <6

Basophil(好塩基球) 0 0 <1

Atypical Lymphocyte(異型リンパ球) 0 1 <2

Red Blood Cell Morphology(赤血球形態) Normal Anisocytosis Few -

MCV(平均赤血球容積) 97.1 98.8 80 -97

Platelet Count(血小板数) 245,000 186,000 140,000 ? 400,000

Glucose(グルコース、ブドウ糖) 105 94 70 ? 90

0.7 0.57 0.7 ? 1.5

Uric Acid(尿酸) 4.8 4.7 2.6 ? 7.2

Cholesterol(コレステロール) 183 129 <200

HDL 57 51 >40

Triglycerides(中性脂肪) 72 44 <150

LDL 112 69 <130

Albumin(アルブミン) 4.4 3.9 3.5 ? 5.3

Globulin(グロブリン) 3.5 2.7 2 ? 4

direct bilirubin(直接ビリルビン) 0.1 0.2 <0.5

total bilirubin(総ビリルビン ) 1.0 1.0 0.5 ? 1.5

SGOT 12 12 <37

SGPT 14 11 <40

Alkaline Phosphatase(アルカリホスファターゼ)

51 48 40 ? 129

Total Protein(総タンパク) 7.9 6.6 6 ? 8

 

私への健康診断書分析レポート

Hemoglobin(ヘモグロビン)

     血液中に存在する赤血球の中にあるタンパク質。各細胞に酸素を供給する。

Hematocrit (ヘマトクリット)

    全血液中の赤血球の容積率。

WBC Count (白血球)

    外部から体内に侵入した細菌・ウイルスなど異物の排除と腫瘍細胞・役目を終えた細胞の排除などを役割。

Segmented Neutrophil (分葉核好中球)

    急性の細菌感染や特定の真菌感染に対する体の主要な防御機構として働く。

Lymphocyte(リンパ球)

    白血球の一種で骨髄で生成される。ウイルスなどの異物が侵入してくると、これを「抗原」と認識し、抗原の活動を邪魔する

   「抗体」を作って捕まえる。一度出会ったウイルスや細菌を 抗原として覚えており、二度目にはしかウイルスが侵入すると、

   抗原(ウイルス)の活動を阻止するために大量の抗体を作るので、 二度目の発病を防ぐことができる。

Monocyte (単球)

    白血球の一種。リンパ球の関わる免疫応答を調節する役目。


Eosinophil(好酸球)

    白血球の一種である顆粒球の1つで、白血球の0.5〜13%を占める。

   アレルギー反応の制御を行なう。I型アレルギーで増加し、ヒスタミンを不活性化する。弱い貪食能力を持つ。

Basophil(好塩基球)

    白血球の0.5%含まれている。生体の免疫機能に関与していると考えられるが、はっきりとした存在意義は未だ研究途上である。

Atypical Lymphocyte(異型リンパ球)

    ウイルス感染症、薬物アレルギー、結核、自己免疫疾患などで 末梢血中に出現します。

    特に、伝染性単核球症ではEBウイルス感染数日後から10%を超える増加を認め、急性期に多数出現する ことが特徴とされている。

Red Blood Cell Morphology(赤血球形態)

     ??

MCV(平均赤血球容積)

    赤血球数が多すぎる病気もあり、「赤血球増加症」と呼ばれます。

    このうち、「真性多血症」というのは赤血球だけでなく白血球や血小板も、からだが必要としている以上に骨髄でどんどん作られる病気。

    からだの中の水分が減少(脱水)しても、見かけ上の赤血球増加症が起こります。

     赤血球増加症では、血管が障害されたり、血管内で血液が固まりやすく、血栓症を起こしやすくなります。

Platelet Count(血小板数)

    血小板の中心的役割は止血です。血管が損傷する(破れる)と血管壁に くっつき(粘着)、活性化することでお互いがくっつき(凝集)、

    大きな 塊を作って出血を止めます。

    よって血小板数が減少すると、出血しやすくなったり、血が止まり にくくなります。

Glucose(グルコース、ブドウ糖)

    人間を含む、動物や植物が活動するためのエネルギーとなる物質の 一つである。

Creatinine(クレアチニン)

    筋肉運動のエネルギーとして代謝される「クレアチン」の代謝後に 残る血液中に存在する老廃物の一種で、本来は尿中に排出される

   ものであるが、腎機能が低下していると、尿中に排出されずに血中に 蓄積される。

Uric Acid(尿酸)

    体内の細胞の老廃物です。通常は代謝の経過で腎臓から燃えカスとして尿と共に一定量排泄されるものです。

    過食や美食、肥満、多量のアルコール摂取、過度の運動や筋肉疲労、脱水、継続的なストレス等の要因によって

    尿酸が体内に多く作られて しまう場合など、結果的に尿酸値は上がっていきます。

Cholesterol(コレステロール)

    脂質の成分で、血管壁に多量に沈着すると動脈硬化の要因となる

HDL
    HDLコレステロールはLDLコレステロール(悪玉コレステロール)

   などが血管に沈着するのを取り除く働きをするため、善玉コレステロール と呼ばれており、動脈硬化を防ぐ働きをします。

LDL

    コレステロールの運搬に重要な役割を果たしており、高値になると 血管壁に沈着し動脈硬化が進みやすいといわれています。

     よって悪玉コレステロールとも呼ばれます。

Triglycerides(中性脂肪)

     中性脂肪のこと。コレステロールと同様に食事から取り入れられる ものだけでなく、肝臓でもつくられており、

     その大部分は筋肉や 心臓でのエネルギー源として利用されています。

Albumin(アルブミン)

     血液や筋肉など体内に広く分布し細胞の働きを助ける機能を持ち、 所定の役目を果たした後は再び肝臓で分解される。

     アルブミンは肝臓機能と深く関わっているため、肝臓の状態を知る指標と位置づけられている。

Globulin(グロブリン)

     タンパク質の内の一つ。体内の物質輸送や免疫に関与する。

Bilirubin

    ビリルビンは、胆汁又は尿から排出され、異常な濃度上昇は何らかの 疾病を指し示している。

total bilirubin(総ビリルビン )

     血液検査ではビリルビン全体の量(直接ビリルビンと間接 ビリルビンの合計)を総ビリルビンという。

direct bilirubin(直接ビリルビン)

     水溶性の抱合型ビリルビンを直接ビリルビンという。総ビリルビン のうち、水溶性の抱合型ビリルビンはグルクロン酸抱合で

     出来る ジアゾ基によって直接測定できる。

SGOT

     臓器細菌の中にあり、人体の重要な構成要素であるアミノ酸を つくる働きをしています。

     心筋、肝臓、骨格筋、腎臓などに多く存在するため、これらの臓器の細胞に異変が起こると血液中の

    GOTの量が増加します。

SGPT

    とくに肝細胞の変性や壊死に鋭敏に反応するので肝臓・胆道系の 病気の診断に有効な検査となっています。

Alkaline Phosphatase(アルカリホスファターゼ)

     肝臓、腎臓、骨芽細胞、胎盤、小腸をはじめ、広く全身に分布 するが、その大部分は細胞膜上に局在しており、

     その一部が血清中に放出されて、わずかに存在している。

Total Protein(総タンパク)

     タンパク質とは、大部分は肝細胞で合成されます。そのため、 肝機能低下時には総タンパク質は低下します。


分析

  前年比に比べ、赤血球・白血球・全体的に減少傾向にあるようにみられます。

  体内の酸素供給、細菌排除などの役割を果たす大事な機能なので、あまり好ましいとはいえません。

  免疫機能を示す数値や体内で合成されている成分からも、体内臓器の機能が低下しているように見えます。

  症状的には、疲れを感じやすく、風など病気にかかりやすくなりました。

  とはいっても体重を落としたことから体内脂肪分が愕然と減り、血液の循環は良いであろうと予想しています。

改善策

  食事のバランスをとることが一番大事です。高齢者は、食事量の減少による鉄不足や、胃液分泌低下により鉄の吸収が悪くなるようなので、

  特に注意する必要があります。

  赤血球を増やすためには、一般的にビタミンB12と養蚕を多く含む食品を摂取することだと言われています。

  具体的には、牛レバー、豚レバー、魚介類、貝類、卵黄、チーズ、卵黄、大豆、納豆、ほうれん草、ブロッコリーなどです。

  白血球減少は薬剤によって引き起こされることもあります。

  よって、生ものを比較的避け、逆に免疫力を高めるものを食べた方がよいです。

  具体的には、緑黄色野菜、キャベツ、大根、玉葱、ニンニク、お茶、紫蘇、生姜、きのこ、バナナ、りんご、ヨーグルト、納豆、チーズ、海草類を

  摂取することです。

  また、粘膜が傷を受けやすい状態になるので、薄味に慣れること、そしてアルコール飲料、カフェイン、炭酸飲料は極力避けるべきです。