内部監査を教える内容(テキスト)-その2ーその2
20150609
1 概略
(1) 内部監査とは、
三様監査(外部監査、監査役監査、内部監査)に分けて説明すると、解りやすいでしょう。
特に、会計監査との違いをはっきりさせておくことが、重要です。
(2) 内部監査の目的
@ 経営目標の達成 A 事業目的の実現支援 B経営陣に対する貢献、です。
つまり、単なる監査ではなく、会社繁栄が目的です
(3) 内部監査の重要性
会社は、継続することが不可欠となっており、この目的に沿う形で内部監査をします。
会計監査は、主に財務諸表を中心に行ないますが、内部監査は主に内部統制をメインに行ないます。
(4) 内部監査の法的根拠
会社法や金融商品取引法などによって、強制されていません。
しかし、実施する、しない、によって違いがでてきます。
2 内部監査と密接に関係する4つのポイント
以下のキーワードは、きわめて重要
(1) コーポレート・ガバナンス(企業統治)
(2) インターナル・コントロール(内部統制)
(3) リスク・マネージメント
(4) コンプライアンス(法令順守)
3 内部監査業務の流れ
予備調査、本格調査、意見表明(具申)
4 監査技術
(1)監査リスク・ベースの監査手法
監査リスクを低減させるため、リスクの大きい順(潜在リスク、統制リスク、発見リスク)に監査資源を投入すること です。
5 書式例(省略)
6 理解に重要なキーワードーー別紙
7 練習問題(課題)――別紙
8 キーワードーー別紙
9 資料:みずほ銀行より