2011年03月03日 | 市民意見を議会に反映
糖尿病予防で、市役所の国民健康保険の医療費を抑制
相川哲弥ブログ。 http://blog.goo.ne.jp/jp280 2011年3月3日
自治体が負担する医療費を抑制するため糖尿病の患者の症状を悪化させないための取り組みを、いすみ市が新年度から始めることになりました。
生活習慣病の糖尿病は、悪化すると網膜症や神経障害などの合併症を引き起こすほか、腎臓が働かなくなって人工透析が必要になります。
医療費の一部は自治体が負担していますが、いすみ市は昨年度、人工透析の医療費だけでおよそ2億2000万円を負担したということです。
このため、いすみ市は医療費の負担を抑制するため、症状の軽い糖尿病の患者を悪化させないための取り組みを新年度から始めることになり、当初予算案に
およそ540万円を盛り込みました。
具体的には、患者のデータをシステム化して治療を中断している患者に対して医師や保健師が治療の継続を指導したり、30代を対象にした糖尿病の検診を
行ったりして、病状の悪化を防ぐことにしています。
いすみ市によりますと、財政負担を抑制するために糖尿病に特化した取り組みを行うのは、全国の自治体で初めてではないかということです。
太田洋市長は「市が負担する医療費を抑えることで、国民健康保険税など市民の負担を減らしたい」と話しています。
出典;
http://blog.goo.ne.jp/jp280/e/5539c5d7d9d19241d5f5bf8495607bed