役所へ直接掛け合っても、無駄

私のところに相談に来られたケースです。
お客さんの相談は次のとおりです。
ビザの相談で、再延長のため申請に言ったら、窓口の人は、つれなく申請を受け付けて
くれませんでした。


そこで、本人とたどたどしい日本語のできるタイ人が役所の窓口へ行った所、そのタイ人に
「業者を連れて来い」と言われたそうです。

その結果、困って私の所に来たという経緯です。
なぜ「業者を連れて来い」と言われたのでしょうか。

役所という所は、相手の足元を見ます。
自分より資質、能力が上の場合、尊敬の念を持って対応してくれます。
かつ、相性も良いです。


しかしその逆の場合、「なんでこんな人がここに来るのだ。もっと話のわかる人を連れて
来い」という対応になりがちです。

この場合、話の分かる人、つまり業者です。

一般に役人は説明するのに、長々と時間を取られるような場合、説明したがりません。
これは役所が不親切ではなく、対等以上の能力者としか説明しない慣習になっており、
これは当然のことなのです。

よって、自分がタイ語ができない場合、タイ語ができて、役所のシステムをわかっている
人が必要になります。

そうしないと、何回も足を運ぶことになります。

まれに、役所とのやりとりで苦労話をネットで見ますが、 やはり、その道「餅は餅屋」の
世界なのです。